コミュニケーション 人間関係 心理学

こんな共通点は仲が悪くなる!?
似た者同士がぶつかってしまう人間関係の落とし穴について解説。

こんな人にオススメ

この記事は『仲良くなる方法を知りたい』『嫌われないテクニックを知りたい』人にオススメです。

こんな共通点はNG!?

似た者同士でも衝突する?

好感度の上げ方として、相手との共通点を探るという方法があります。

人間は自分と似ている人を好む傾向があるので、共通点があると仲良くなりやすいからです。
しかしこれにも、注意が必要なのはご存じでしょうか?

仮に相手が熱烈な情熱がある趣味や、強い信念を持っている場合、共通点があることで逆に反感を買うかもしれません。
むしろ仲良くすることは出来ず、場合によっては偏見が増える可能性すらあるのです。

ダートマス大学のジュディス・ホワイト氏によるこんな実験があります。

ビーガンとベジタリアンの意外な関係。

似ているように思えるが実は…。

この実験ではビーガンとベジタリアンの人を対象に、お互いに対する印象を調査しました。
ビーガンとベジタリアンについては、以下のような人たちのことです。

①ビーガン…動物性食品を食べない人たち。完全菜食主義者。
②ベジタリアン…菜食中心だが、乳製品や卵は食べる人たち。

つまり、①『ビーガン』は徹底した菜食主義で、②『ベジタリアン』は動物由来のものも一部食べるということです。

彼らは似た思想を持っているわけですから、お互いの理解度が高く仲良くなれそうなイメージがあります。
しかしこの実験で『一般の人と比べて相手の印象』を質問したところ、ビーガンのベジタリアンの対する偏見が多いことがわかりました。
これはベジタリアンがビーガンの人に対する偏見よりも、3倍多かったと言われています。

つまり、何かを徹底している人の場合、似た相手がそれを徹底していないと逆に偏見が増えてしまうということです。

このような似た者同士が敵意を抱くことを、『横方向の敵意』と呼びます。
横方向の敵意は日常的にもよくあり、決して珍しいことではありません。

共通点を認めることが大事。

情熱量は人それぞれ。

例えばスポーツのファンは、俗にいう『にわかファン』の人達を嫌うことも多いと聞きます。
相手がにわかでも、競技にお金を落としてくれるわけですし同じものを好きなわけですから、普通に考えれば仲良くなれそうな気がします。
しかし野球でもサッカーでも新規のファンに対して歓迎的になれない人たちも実際いるようです。

勿論、心理学的には共通点が多いことは仲良くなるキッカケになることも事実。
趣味が合うなどで意気投合することは珍しくありませんし、思想や考え方がマッチすることで友好的になるのも間違っていません。

しかし相手が何かに対して『徹底している』『かなり熱意を入れている』場合だと、中途半端に好きな姿勢は反感を買う可能性があります。

その為もし相手が何かに特別詳しいようなら、一歩引いた姿勢を見せることも大切です。
逆に相手がにわかの場合でも、相手のことを認め受け止める姿勢も大事だと言えますね。

そのことに注意し、人間関係にぜひご活用ください。

記事のまとめ

①相手が徹底している場合、共通点は逆効果になることも。
②共通点は仲良くなるキッカケにもなる。相手を認める姿勢が大切。

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