こんな人にオススメ
この記事は『頭が良くなりたい』『賢くなりたい』人にオススメです。
簡単に頭を良くする方法。

頭が良くなる簡単な方法をご存じでしょうか?
賢くなりたいと考えたとき、勉強や学習が大事なのは言うまでもありません。
しかし何かを覚えるということは大変な作業ですし、成果が出るまで時間がかかります。
頭が良くなるために、何十時間、何百時間も学習に時間を割きたくない…というのも忙しい現代人の本音でしょう。
心理学には簡単に時間がかからず、頭が良くなる方法があります。
それは『頭が良い人に成りきる』こと。
人は『自分が頭が良い』と思い込むだけで実際に賢くなってしまうことが可能なのです。
オランダ、ラドバウド大学のディジクスタイス氏によるこんな実験があります。
教授を想像すると、テストの結果が良くなる。

この実験では、まず被験者を無作為に『教授条件』『秘書条件』に分類します。
そして教授に分類された被験者はよくある教授の姿を想像してもらい、秘書に分類された被験者はよくある秘書の姿を想像してもらいました。
更に教授や秘書の見た目や生き方、生活などを紙に書く…ということも行います。
このように教授や秘書のイメージを深めてもらい、その後知識に関するテストを受けて貰いました。
その結果、秘書条件の被験者の正解率が46.4%だったのに対し、教授条件の被験者の正解率は59.5%という結果が出ました。
つまり、賢そうな人をイメージするだけで頭が良くなってしまう傾向があるのです。
これは非常にお手軽で、誰にでも出来る方法だと言えます。
VRでアインシュタインに成りきると、賢くなる!?

思考や考え方で人間の能力に影響を与えることは珍しくありません。
数々の実験で思い込みがパフォーマンスを上げることは示唆されていますし、バルセロナ大学が行った実験でもそれが報告されています。
この実験では被験者にVR空間のなかで、『アインシュタイン』か『同年代の一般人』のどちらになってもらうという実験を行いました。
その状態で一連の運動をしながら30分間過ごしてもらい、その後テストを実施。
その結果、アインシュタインに成りきった人たちは高齢者への偏見が減り、さらに自尊心が低い人たちは認知テストの結果が良くなることも判明しました。
一方、『同年代の一般人』になったグループの場合、偏見やテストの結果に影響は見られませんでした。
アインシュタインになったと思い込んだだけで、テストの結果が良くなるのは興味深い話です。
これらの実験からわかる通り、頭の良い人の真似をするだけで、実際に賢くなってしまうのです。
自信がない人ほど効果があることから、自嘲や自虐は自分の能力を無駄に下げてしまう危険がある…とも言えますね。
理想通りに振る舞う、憧れの人の真似をするということは人間の能力を上げます。
自分を変えたいと思う時は、理想の人の真似をするだけで効果があるので、ぜひお試しください。
記事のまとめ
①賢い人をイメージするだけでテストの結果が良くなる。
②モノマネや思い込みはパフォーマンスを上げる。