パフォーマンス ビジネス モチベーション 心理学

アドバイスをすると能力が下がる!?
科学的にNGなアドバイスについて解説。

こんな人にオススメ

この記事は『良いアドバイスの方法を知りたい』『駄目な助言を知りたい』人にオススメです。

アドバイスすることは実はNG!?

仕事で責任ある立場なると、誰かを指導して助言することは珍しくありません。
プライベートの場でも、困っている友人や家族にアドバイスをしたことがある…という人もよくいるでしょう。

相手の為を思い、力になろうとする気持ちをとても大切ですね。

しかしそんなアドバイスも、実は逆効果になる可能性があります。
何故ならアドバイスの回数が多くなると言われた方は能力が下がり、良い結果が出ない傾向があるのです。

ジョージア技術研究所のニコラス・ルーリー氏によるこんな実験があります。

アドバイスが多いほど、パフォーマンスが下がる結果に。

良かれと思っても、逆効果?

この実験では、被験者に商品の仕入れを疑似体験してもらいました。

仕入れは30回行われ、仕入れをする被験者には一定回数ごとにアドバイスをします。
グループ毎によりアドバイス回数は変わり、以下の通りに分けました。

①毎回アドバイスを受けるグループ。
②3回に1回アドバイスを受けるグループ。
③6回に1回アドバイスを受けるグループ。

そしてグループ毎による作業効率を調べた結果①『毎回アドバイスを受けるグループ』は一番作業効率が落ちることがわかりました。
それに対し、一番作業効率のよかったグループは、アドバイス回数が一番少ない③『6回に1回のグループ』だということもわかりました。

つまり、アドバイスは受けるほど能力は落ちてしまう傾向があるのです。
アドバイスは過度にせず、控えめにする方が良い結果が出やすいということですね。

大事なのは、バランス。

相手の自主性を重んじることも大切。

アドバイスをされて『鬱陶しい』や『聞きたくない』と思うことは決して珍しいことではありません。
大抵の人は自分を信用して欲しいという願望を持っていますし、自分なりに最適なやり方で事を進めたいと考えています。

勿論アドバイス自体が悪いわけではありませんが、あまりにそれが多いと抵抗感を覚え、相手の助言通りに動く気持ちが無くなってしまうのです。
このような心の作用を『心理的リアクタンス』と呼び、場合よっては人のモチベーションに負の影響を与えてしまいます。

その為に、アドバイスは聞かれたときに親身になって答え、そうじゃない時は最低限に留めたほうがお互いの為になるでしょう。
相手の為になると思ってしたアドバイスが、結果的に相手の能力を下げてしまうのでは意味がありません。

アドバイスをするときはバランスを意識し、基本的には相手の自主性を重んじるのがベスト。
ぜひお試しください。

記事のまとめ

①アドバイスが多くなると、パフォーマンスが下がる傾向に。
②聞かれたときは親身になり、基本は相手に任せるのがベスト。

-パフォーマンス, ビジネス, モチベーション, 心理学
-,

© 2021 心理学まとめブログ Powered by AFFINGER5