こんな人にオススメ
この記事は『記憶力を鍛えたい』『頭を良くしたい』人にオススメです。
記憶力低下を防ぐ科学的な方法。

楽しさと記憶力の関係性。
ポジティブ感情は、私たちに良い効果をもたらしてくれます。
ストレスを下げる効果があるのは勿論、免疫力の向上等の期待ができ、そしてその影響は脳にも及びます。
つまりポジティブな体験をしている人は記憶力が良く、加齢による影響を受けにくいことがわかったのです。
ノースウェスタン大学が行ったこんな調査があります。
楽しい記憶があるほど、テストの結果が向上。

この調査はアメリカに住む991人を対象に行われました。
調査では、被験者が一か月の間に経験した様々な感情を報告してもらい、その後記憶力に関するテストを実施。
その結果ポジティブな記憶を多く報告した被験者は、記憶力の低下が少ないことがわかりました。
加齢による記憶力の低下は全ての被験者で確認されましたが、それでもポジティブな記憶が多い人は低下率に抑止力があるとのこと。
ポジティブな気持ちは、記憶力にも良い影響を与えてくれるということですね。
ポジティブな動画を見ると、新たな可能性に芽生える。

ポジティブな感情が脳に良い働きをするのは様々な研究で報告されています。
ノースカロライナ大学のフレドリクソン氏が行った実験ではグループ毎に、ポジティブな動画とネガティブな動画を見せました。
そして視聴後、被験者に『自分が動画と同じような状況だったらどうするか?』ということを尋ねます。
その結果、ポジティブな動画を見た人ほど多くの回答があることがわかりました。
つまり前向きさは、新たな可能性や選択肢を増やしてくれるのです。
脳が良く働き、視野が広がるということでもありますね。
『楽しむ』ことはとても大切。

勿論、一概にポジティブが良くてネガティブが駄目だと言うことはできません。
ネガティブ感情も失敗を減らしやすいというメリットがあることも事実だからです。
しかし楽しくて前向きな感情が、脳に良い働きをするのは間違いありません。
その為、日常生活の中でも自分が楽しく明るくなれるような取り組みをすることが大切になります。
毎日マンネリだと思うなら、仕事の作業スピードUPを挑戦したみたり、新しい趣味を見つける等が効果的。
脳は人と関わることで喜ぶという性質を持っているので、交流に積極的になることも良いでしょう。
人のよって何が楽しいかは違うので、自分にとって好きなこと興奮できることを見つけるのが良い人生には不可欠になります。
ぜひお試しください。
記事のまとめ
①ポジティブな記憶がある人は、記憶力が低下しにくい傾向に。
②楽しさに触れると、新しい可能性や発生が広がる。