こんな人にオススメ
この記事は『SNSの使い方を知りたい』『ストレス対策を知りたい』人にオススメです。
暴言が増える季節とは?

季節ごとに見るSNSの使い方について。
日本国内のSNSの利用者は8割にも及ぶと言われており、それだけ多くの人が利用しているツールです。
実際SNSは便利ですし、私たちの日々の生活に役立ちます。
しかしそれでも、冬の間はSNSの利用を控えた方が賢明かもしれません。
何故なら『寒い』というだけでTwitter上で暴言が増加する傾向があるからです。
マッコリ―大学とシドニー大学が行ったこんな実験があります。
冬はネット上で暴言が増加。

この研究ではツールを使い7420万件のツイートを調査。
ツイート内容から感情の分析を行い、またその時の時間や場所、性別や気温なども併せて調査しました。
その結果最高気温が高かった期間では、怒りのツイートが一日平均2482件という結果がでました。
それに対し、最高気温が低かった期間の間では一日平均3354件という、暑いときよりも怒りのツイートが増えることが判明。
つまり寒いというだけで、SNS上での暴言が増加するということです。
その為、冬はSNSの使用を注意したほうが得策だと言えるでしょう。
罵詈雑言が増える理由。

冬に攻撃的なツイートが増える理由は様々考えられています。
研究チームは寒い日は心拍数やホルモンの分泌量等が変化し、それが結果的に一部のユーザーの攻撃性を増すという仮説を立てています。
逆に暖かい日は屋外で過ごす時間が長くなり、結果的にツイートをする機会自体が減ったことも推測。
他にも気温の変化によって飲酒量や睡眠量に変化が出た影響も示唆されています。
しかしいずれにせよ、冬はネガティブなツイートが増える傾向があることは間違いなさそうです。
心が弱った時は、SNSから離れる。

ネガティブな言動を目にするだけで、メンタルに悪影響が出ることは多くの研究で指摘されています。
その為統計的に、ネット上の暴言が増える日を知っておくだけでも、メンタルケアに役立ちます。
先程の調査では寒い日の他に、月曜日や政治的なイベントがある日、また物騒な事件が起きた後も、攻撃的なツイートが増えることが報告されています。
このように特定の日を避けるだけでも、ネガティブな言動を目にする機会が減ります。
社会や気候が不安定な時、人間はどうしても心が弱くなり時に攻撃的になります。
そんな時は一旦SNSから離れ、自分をケアすることを意識してみましょう。
それが結果的に、心を守ることに繋がります。
記事のまとめ
①寒い日はSNS上で暴言が増える。
②月曜日やイベント、悲劇的なニュースがあった時も増加する。