こんな人にオススメ
この記事は『うつ病のリスクを減らしたい』『ストレスを無くしたい』人にオススメです。
うつ病回避に大事な○○。

毎日の暮らしにはストレスが付き物です。
これを上手に解消しないと、メンタルが悪化するのは言うまでもありません。
日々に生活では、ストレスをどう処理するかが大事なポイントになりますね。
そして、ストレス解消の役割として特に大事なのは、『自然』です。
例えば自然がない環境で子供が育つと、将来的に精神疾患になる確率が大幅に増大する傾向があるのです。
デンマークのオーフス大学が行ったこんな調査があります。
緑が少ないとリスクが55%増加。

研究チームは衛星写真を使い、0歳から10歳までの子供約94万人が、『どのくらい自然のある場所で暮らしていたか?』を調査しました。
また対象者のメンタルヘルスも合わせて調査し『緑地への行きやすさ』と『心理的健康状態』を比較。
その結果、緑が少ない環境で育った子供は、そうではない子供に比べ精神疾患になる確率が55%も上昇することも判明。
つまり緑の少ない環境で過ごすと、それだけでメンタルが悪化する危険性があるのです。
自然の少ない所に住んでいる人は、注意が必要ですね。
都市部は精神疾患になりやすい。

都市部での生活がメンタルや健康を害する研究は数多くあり、緑が少ない環境は様々な視点でデメリットがあると言えるでしょう。
勿論都市部はそれだけインフラが発達し、子供の教育に良い面があることも確かです。
しかし便利さと同時に、それによる悪影響も知らないといけません。
この研究を行ったエンゲマン氏は、『汚染された空気や社会的経済環境が、精神疾患のリスクを増加させる』と述べています。
また、都会に住む子供はストレスを解消させる手段が少ないことにも言及。
つまり普段から遊べる自然的環境があれば、ストレスからの回復が早くなるということです。
そしてこれは子供だけではなく、大人である私たちにも当てはまることですね。
身近に自然がない人でも出来る対策。

その為、都市部に暮らしている人は『意識的に自然に触れる』ことが大事になるでしょう。
都内でも自然がある場所は探せばありますし、ちょっと遠出すれば緑がある場所に行くことは難しくありません。
また観葉植物を買うというのも効果的ですし、自然の画像や動画を眺めるだけでメンタルヘルスになるという実験結果もあります。
『最近心が疲れたな』『何だか病んでいるかも』なんて悩みがある人は、ぜひ自然に触れることを意識してみてください。
記事のまとめ
①自然に触れることが少ないと、精神疾患のリスクが55%増加。
②自然の画像や観葉植物で、ストレスを軽減する。