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ながら学習はデメリットだらけ!?
科学が導き出すダメな勉強法と効率のいい勉強方法の違い

こんな人におすすめ

この記事は『効率のいい勉強法が知りたい。』『集中力がなくて悩んでいる。』人におすすめです。

ながら学習は効率が悪い

ついつい、スマホやリモコンに手を伸ばしたくなるが…。

音楽やTVをつけながら勉強することを『ながら学習』と言いますが、多くの人が経験のあることだと思います。
ちょっと気分転換に、テレビやラジオをつけながら机に向かう…なんてこと、よく聞く話ですよね?
音楽を聴きながらリズムに乗って勉強すれば捗る、効率が良い…と考えている人も少なくないと思います。
しかし、実際のところ、ながら学習は効果があるのでしょうか?
結論から言うと、基本的にながら学習は効率が悪いと言わざるをえないでしょう。
ライデン大学のマリナ・プール氏は160名の高校生を対象にこんな実験を行いました。

TVは一番勉強の邪魔だった!

情報量が多いほど、気が散る?

この研究では高校生に宿題を出し、宿題を片付ける時間を測ってもらいました。
ただし、宿題をする際にはTVを見たりラジオをつけたり、いわゆる『ながら学習』をしてもらったグループと、逆にながら学習をしなかったグループで、作業時間の差を計測します。
その結果TVドラマを見ながら宿題をしたグループは約40分かかったのに対し、ながら学習をしないグループは約33分と時間を短縮することができました。
この研究結果では、やはりながら学習は効率が悪いと言えそうです。
ちなみに、ラジオを聴きながら宿題をしたグループは約36分かかりました。
TVよりラジオのほうが早く終わったことを見ると、人間は作業中、情報量が少ないほど集中できると考えた方がよさそうです。

情報量が多い空間は、一つのことに集中することに向いてないと言えますね。

ながら学習が浸透しているわけ

TV、音楽、ネットは脳が興奮してしまう。

しかし、実際ながら学習をしたことがある人は多いでしょうし、『ながら学習は効果がある』と実感している人も珍しくありません。
なぜ、ながら学習は効果があると思ってしまうのでしょうか?
それは音楽やビデオは脳が喜び気分を高めてくれる効果があるので、『気分の高揚=作業がはかどる』と誤解してしまうことが原因かと思われます。
実際のところ、ながら学習は多くの研究で作業や学習の効率が悪いと言われていています。
アップテンポのBGMが流れていると、認知テストの成績が激しく下がってしまうという研究結果もあるぐらいです。
勿論、学習にBGMを利用することは一概に悪いということはできません。
気分転換やモチベーションをあげることも大事なことです。
しかし大事な勉強や集中力を発揮したいときは、音楽もTVもつけず集中して行った方が効率は良いと言えます。

脳とマッチしている最適な勉強方法

短い時間集中して、休みをいれよう!

では、学習や作業をするとき効率が良い方法とはなんでしょう?
それは『短時間集中して行う』ことが良いと言われています。
例えば『一日一時間勉強したい』と考えたとき、一度に1時間やるより、30分勉強した後休憩して、再度30分勉強する…という方法です。
なぜこのような勉強法が効率がいいのか?
それはそもそも人間の集中力が長時間持たないため、短時間集中するスタイルが脳とマッチしているからです。

なぜ人間は短時間しか集中できないのか?
それは大昔、人間という動物が自然界で生き残ろうとしたとき、様々な脅威から身を守らないといけなかったからです。
大自然の中ではただ歩いていても、襲ってくる動物、天気が荒れないか、足元に危険なものはないか…様々なことを意識し、生存してきました。
単純な話、脳が一つのことに長時間集中するようでは、生き残ってこれなかったのです。
人間の脳の仕組みは大昔と大差がないと言われているため、今現在でも短時間の集中方法が脳とあっているのですね。

短時間集中して、一息いれる

紅茶はリラックス効果がありおススメ。

『数十分に一度休むのは多い気がする…そんなに休みたくない。』という方もいると思います。
勿論、集中が続くときは長めに作業をして良いですし、ガッツリ休みを取るのが嫌なら、いったん立ち上がり屈伸をしたり、紅茶を一杯飲んだりするだけでも良いです。
それだけでも休憩になりますし、リフレッシュ効果は期待できます。
ぜひ、お試しください。

記事のまとめ

①ながら学習は効率が悪い。

②短時間集中して休むのが、脳にはあっている。

勉強や集中力に悩んだ時、この記事の内容をぜひご活用ください。

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