ストレス対策 心理学

通勤ラッシュのストレスは臨戦態勢のパイロットよりも大きい!?
満員電車で使えるストレス対策をご紹介!

こんな人におすすめ

この記事は『通勤のストレスを減らしたい』『満員電車の対策を知りたい』人にオススメです。

出来れば守りたいパーソナルスペース。

距離を取れれば理想的だが…。

人は各々快適だと思う個人的空間があり、これをパーソナル・スペースと呼びます。
パーソナル・スペースを簡単に説明すると、他人に近づかれると不快に思う空間のことです。
この空間の広さは個人差もあり、また近づく相手によって変わると言われています。
例えば親友相手だったら肩に手を置かれても気にならなくても、初対面の人にそれをやられたら嫌ですよね?
パーソナル・スペースは一般的に親しい間柄ほど近づかれても平気で、そうではない関係ほどストレスを感じ、距離を取りたくなるということです。
しかし私たちの日常に、見知らぬ人からパーソナル・スペースが脅かされる空間があります。
そう、電車です。
特に通勤ラッシュの電車乗車時のストレスは、身の覚えがある人も多いと思います。

満員電車に関してコーネル大学で行われた、こんな研究があります。

ラッシュアワーはやはりストレス大!

どうしても心理的な負担は避けられない。

研究ではラッシュアワー時の乗客にお願いをして、唾液を採取してもらいました。
唾液に含まれる、コルチゾールというストレスホルモンを調べ、ストレスの高さを測定してみたのです。
その結果分かったことは、特にストレスが高かったのは、三人席の真ん中に座っている乗客でした。
両脇に人がいてパーソナル・スペースが脅かされると、それだけでストレスを受けるということですね。
電車に乗るときは一番端の席に座るか、立つ方が人と距離を取れるなら、いっそ座らない方が受けるストレスは減るでしょう。

また雨の日の満員電車の不快指数は80超えるとも言われ、その数値までいくと殆どの人がその環境を不快だと感じると言われています。
トルコのビルケント大学、デビット・ルイス氏によると、通勤ラッシュ時のストレスは『臨戦態勢のパイロットや機動隊隊員よりも大きい。』と言っています。
このように、いかに通勤電車が人にストレスを与えるか、わかっていただけると思います。

密集が健康に悪影響が出るという研究結果も。

病気になるリスクが上がってしまう。

更にパーソナルスペースに関して、こんな研究もあります。
一人または二人の独房にいる受刑者と、26人以上が同居する独房の受刑者で、精神状態や症状などを比較してみた研究があります。
その結果、多数の同居人がいる受刑者のほうが、心拍数や血圧も高く、身体の痛みやストレス、便秘など多くの症状を訴える頻度が多かったのです。
これも、パーソナル・スペースが守られていないほど、体調が悪くなるという研究結果ですね。

このようにパーソナルスペースを守ることは非常に大切で、出来れば適切に守りたいものです。
そうなると結局満員電車の一番の対策は、『電車に乗らないこと』です。
家を会社から近い場所に引っ越したり、通勤を車に変えるなどして対策を取れれば一番。
とはいえ、『パーソナル・スペースを守るため、電車に乗るな』と言われても、それは中々難しいというのが実情でしょう。
引っ越しのコストや会社の事情もありますから、単純に解決できる問題ではない思います。

そこで、満員電車で使える簡単なストレス対策を紹介します。

外部の情報を制限するのが有効。

携帯を使い、イライラをシャットアウト。

結論を言うと、意識を周囲の環境から『何かに没頭する』ことに変えることです。
例えば好きなゲームや本を読むなども良いですし、携帯で動画を見ることも良いでしょう。
とにかく物理的に視覚や音を満員電車と切り離しましょう。
勿論、立っている時本を読むことやゲームをすることが難しいという場合もあると思います。
そんなときは、乗車前にイヤホンをして癒される音楽を聴く準備をするのが良いでしょう。
音楽にはリラックス効果があるので、好きなアーティストやアプリで自然音を用意しておけば効果的です。
また目を瞑るのも効果的です。目からの情報を制限するだけで脳は疲れないので、余計なストレスは減らせます。
深呼吸もストレス軽減に役立つので合わせて使ってみてもいいでしょう。

記事のまとめ

①通勤ラッシュのストレスは、パイロットや機動隊員よりも大きい。

②何かに没頭すれば、満員電車のストレスは減らせる。

耳と目から満員電車の情報をシャットアウトすれば、ストレス軽減効果が期待できます。
ぜひお試しください。

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