ストレス対策 心理学

ムカついた時、○○的なことをすると逆に怒りを溜め込む!?
科学的に間違ったストレス解消法と効果的な方法

こんな人にオススメ

この記事は『感情をコントロールしたい』『怒りを鎮める効果的な方法を知りたい』人にオススメです。

ムカつく時、気持ちのコントロールがしたい…!

感情は、切っても切り離せないもの。

人間生きていれば、どうしてもイライラすることやストレスを覚えることは避けられません。
しかしだからといって怒りに振り回されれば損をしますし、人間関係に支障が出るのはできれば避けたいもの。
怒りを覚えること自体は仕方ないにしても、せめて効果的なストレス解消方法は知っておいたほうが得ですよね。

しかし怒りの発散方法によっては、逆にストレスが溜まってしまうということをご存じでしょうか?
この記事では科学的にやってはいけないストレス解消方法と、効果があるストレス解消法をご紹介します。
先に結論を言うと、もっともやってはいけないストレス解消方法は、暴力的な怒りの体現です。

オハイオ大学、ブラッド・ブッシュマン氏が行ったこんな実験があります。

憎しみを込めてサンドバックを叩くのは、逆効果!?

効果がありそうな気がするが、実際のところ…。

まず仕掛け人が被験者を挑発し、わざと怒らせます。
その後3のグループにわけ、それぞれ違った行動をとってもらいます。

  • ①仕掛け人の写真を見て、相手のことをイメージしながらサンドバックを叩くグループ。
  • ②エクササイズをしている写真を見て、筋トレをしているイメージをしながらサンドバックを叩くグループ。
  • ③2分間、静かに座ったままでいてもらうグループ。

このような行動をとってもらった後、自分を怒らせた仕掛け人に対する怒りがどれだけ残っているか、表現してもらいました。
普通に考えると、①『相手のことをイメージしながらサンドバックを叩く』ことが、一番ストレス解消に向いてそうですが、結果はどうでしょう?

結論を言うと、①『怒りながらサンドバックを叩いたグループ』が一番怒りを大きく表現し、③『静かに座っていたグループ』が最も怒りが無くなりました。
つまり、怒りを発散させるための暴力的な行動はかえって怒りを増幅させるということです。

怒りの発散は、リラックスするのが効果的。

まずは呼吸を意識しよう。

先ほどの実験結果は、交感神経と副交感神経の関係から説明できます。
これを簡単に説明すると交感神経が働いている時は興奮し、副交感神経が働いている時はリラックスしているということです。

人間は感情が高ぶると交感神経が働きます。そうなると血圧があがり興奮状態になります。
そんな時は、まず呼吸を整えることを意識し、リラックスすることが大切です。
そうすれば副交感神経が活発になり、自然と感情が落ち着いてきます。

先ほどの実験でも『③2分間、静かに座ったままでいてもらうグループ。』が一番怒りを治めるのに効果的だったのは、副交感神経が働いたためと考えることができます。
逆に『①仕掛け人の写真を見て、相手のことをイメージしながらサンドバックを叩くグループ。』の怒りが治まらなかったのは、暴力的なイメージや行動によって交感神経が働き、ますます怒りが増幅してしまったと考えられます。

ストレス対策は、行動を意識することが大事。

行動で、感情をコントロールできる。

先ほどの実験結果は、怒りの体現は、かえって怒りを増幅させるというものでした。
これは言い換えれば私たちは、行動によって感情をコントロールできるということです
例えばアメリカの心理学者キングによると『上を向きながら考え事をしている人は活発で明るい人傾向がある』ことを発見し、逆に『下を向いて考えごとをしている人は物事をネガティブに捉える傾向がある』ことを発見しました。
私たちは言動によって考え方や感情の舵を取ることができるのです。

誤解してはいけないのは、これは『怒ってはいけない』という話ではないです。
怒りは自然な感情ですし、イライラすることは人間誰しもあります。
人間が生きていて怒り覚えることは極々自然なことだと言えます。
怒りそのものは決して悪いものだとは言えません。

しかし感情に振り回され、誰かに怒鳴ったり物に当たっても、かえってストレスが溜まり怒りの解消にはならないということです。
怒りを解消させるための行動が、かえって怒りを増幅させるという負のスパイラルに陥ってしまうことは、避けたほう良いでしょう。

記事のまとめ

①怒鳴ったり物に当たることは、逆に怒りをため込む。

②ストレス対策は呼吸を意識し、リラックスすることが効果的。

感情が高ぶった時、ぜひお試しください。

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