パフォーマンス モチベーション 心理学

○○を連想する単語を見ただけで、能力が落ちる!?
パフォーマンスを下げるプライミング効果と、やる気と能力を上げる方法について解説。

こんな人にオススメ

この記事は『パフォーマンスを上げたい』『モチベーションを上げたい』人におすすめです。

能力に影響が出る、プライミング効果。

人は、見聞きするものの影響を受ける。

皆さん、プライミング効果をご存じでしょうか?
これは先行刺激に行動が引っ張られる現象のことです。

例えば友人が昼間にカレーを食べていたのを見かけた場合、半ば無意識のうちに夜カレーを食べることや、ピザと10回言った後、『これは何?』と膝を指さされて、ついピザと言って間違ってしまうことなどです。

このように、人間は先に受けた刺激が後々の行動に影響が出てしまい、それをプライミング効果といいます。
これがクイズや食べ物程度の話なら特に問題はないですが、しかしプライミング効果は使い方を間違えれば、パフォーマンスに影響が出てしまうというのは、ご存じでしょうか?

プライミング効果に関して、ニューヨーク大学のジョン・バルフが行った、こんな実験があります。

単語を見ただけで、老人のようになってしまう?

簡単なことで、歩く速度が変わる。

実験では大学生を二つのグループに分け、いくつかの単語から短い文章をつくってもらうよう指示を出します。
その際、片方のグループにだけ、『しわ、孤独、白髪』といった、高齢者を連想させる単語を混ぜておきます。
その作業終了後、別の場所に移動し大学生の歩く速度を計測しました。

その結果、高齢者を連想させる単語から文章をつくったグループは、そうではないグループよりも歩く速度が遅くなりました。
つまり、『高齢者』を思わせる情報を受け取ると、それだけで無意識の内に歩行速度にも影響が出てしまうのです。
人間は先行刺激によって、現実の行動力に差が出てしまうほど、影響を受けやすい生き物だと言えますね。

ネガティブな言葉は、パフォーマンスを下げる!

言わない方が良い口癖。

プライミング効果の注目すべき点は、無意識のうちに行動が変わってしまうことです。
これは言い換えれば、自分が普段何気なく使っている口癖で、自分自身に影響が出てしまうということです。

例えば仕事や勉強をするとき『出来ない』『無理』といった口癖を言うと、その先行刺激を受け、ベストな結果が出ない可能性が高くなります。
もし自分のパフォーマンスに悩んでいる場合、まずは普段何気なく口にしている言葉を意識しましょう。
やる気がでない言葉を使えばモチベーションは下がりますし、自分を卑下する言葉を使えばパフォーマンスは下がります。
癖は中々自覚しにくいこともあるので、身の回りの人に自分がどんな口癖を使っているか聞いてみるのもいいでしょう。
自分では気が付かなかった言動がわかるかもしれません。

身の回りにいる、要注意人物。

誰かの言葉が、あなたの能力を下げる。

勿論、これは自分自身の問題だけではなく、人間関係でも言えます。
あなたの周りに、ネガティブなことばかり言う人はいませんか?
身の回りに愚痴や不満が多い人がいる場合、やはり注意が必要です。
あなたはその人の影響を受け、知らず知らずのうちにパフォーマンスが下がってしまうかもしれません。
何かの成果を出したいときは、人間関係を見直し、少し距離を取ることも大切と言えるでしょう。

勿論、愚痴や不満を全く言わない人は少ないでしょう。人間は、どうしても浮き沈みはあります。
時には弱気になりますし、自分や友人がついついネガティブなことを言ってしまうのも仕方ありません。
しかし、それが癖となり習慣になってしまうのは、避けるべきです。
習慣になってしまえば、パフォーマンスが下がることが当たり前になってしまいます。

無理して明るく振る舞う必要はありませんが、気合を入れたい場面では、やはり明るい言葉や力が言葉を使った方が良いでしょう。
結果を出したいときは、ネガティブな言動は避け、意識的に前向きな言葉を使用しましょう。

記事のまとめ

①人は先行刺激で、実際の行動に影響が出る。

②愚痴や不満は、能力を下げる。自分や身の回りの人間の口癖には要注意。

パフォーマンスやモチベーションを上げたいとき、ぜひ口癖を意識してみてください。

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