パフォーマンス モチベーション 心理学

『出来る!』と思い込むより効果あり!
科学的にパフォーマンスが上がる、疑問文形式の思考方法について解説。

こんな人にオススメ

この記事は『目標達成したい。』『パフォーマンスを上げたい。』人にオススメです。

目標達成する効果的な方法。

ダラダラしたくなる…。

『決意したのに、目標に進まない…。』『あれをやろうと思ったのに、やる気がでない…。』

せっかく掲げた目標に進めず、こんな悩みをもつ人は数多くいます。
いくらやろうと決意しても、人間の意志は誘惑に簡単に勝てず、スマホやゲームを弄りゴールに進む力を奪います。
そんな風にやる気を出せない自分に自己嫌悪することで更にやる気がなくなり、ますます自分を責めてしまう…なんてことこは多くの人が経験のあることだと思います。

しかし、そう考えていたら要注意です。
何故なら、あなたが目標達成できないのは、実はやる気も問題ではなく思考方法に問題があるかもしれません。

人間は『出来る!』と意気込むより、『出来るだろうか?』と考える方が、パフォーマンスが上がり目標達成できる可能性が上がります。

目標達成について、イリノイ大学のイブラヒム・シネイ氏が行ったこんな研究があります。

疑問を持つ自問自答が結果を出す。

やるかな?と考える。

被験者には単語を使ったゲームをしてもらいます。
そのゲームをやる直前、二つのグループにわけそれぞれ違った思考をしてもらいました。

  • A 私はやると言い聞かせるグループ。
  • B 私はやるかな?と自分に質問するグループ。

実験の結果、B『私はやるかな?と自分に質問するグループ。』のほうが、Aチームよりも平均して50%多く課題を解きました。
つまり、『出来る!』と思い込むより、疑問を持ち自問自答しながら取り組む方が、パフォーマンスは上がるということです。

この記事を見ている人の中には『やるぞ!』と決意したことでも、結局面倒になってやらない…という経験をした人は多いと思われます。
最近の研究では人間の意志力は非常に弱く、決意は簡単に揺らぐことがわかっています。
もし人間の決意が強固なものなら、本屋さんにダイエット本や勉強法について解説した本が山積みになることはないでしょう。

ただ決意するより、疑問的なセルフトークをした方が良い結果が出たのは、意志力に頼らなかったことも一因だと考えられます。

意志力を信用しすぎない。

勉強は、サボりたくなるもの。

できるだろうか?と考えれば、手段や方法について熟考します。
例えば試験で『100点をとる!』とただ決意するだけでは、具体的な方法について考えず計画が破綻してしまいます。
しかし『100点をとれるだろうか?』疑問を持つならば、100点を取れる可能性についてちゃんと考えます。

『今の成績だったら、毎日4時間勉強すれば取れるかな?でも毎日勉強するって正直大変だし継続できないかも。じゃあ日曜日だけは勉強を休んで、平日の勉強時間を少し増やそう…。』と無理がなく実行できそうな範囲で計画を決められるでしょう。
ただ出来ると信じると、自分の意志力に頼り結局目標は達成できません。

勉強しようとも思っても、気が付いたらスマホを弄ったり、TVを見ていた経験は多くの人があります。
休日運動をするぞと思っていたのに、部屋でゴロゴロして一日が終わることも珍しくありません。

決意や決心は、簡単に揺らぎ目標達成に役立つとは限りません。
だからこそ、自分に疑問を持つ姿勢が非常に重要です。

計画は、出来そうなプランで。

自分が出来る範囲で頑張る。

疑問文形式のセルフトークは、あらゆる場面で使えます。
例えば休日に、家の掃除を徹底的にやろうと考えたとします。
このとき『できるだろうか?』と冷静に考えれば、家の掃除を一から全てやるのは重労働だと気が付き無理そうな計画を立てずに済みます。
そうすれば今日は床の掃除だけしようと考えたり、今日はいらない服だけ捨てたりと、比較的簡単で実行できそうな目標設定ができます。
それを少しずつやれば、長期的なプランで片付けるという計画が立てられ、とても綺麗な家に住めるでしょう。

またダイエットも同様です。
仮に夏までの残り3か月で10キロ痩せると目標を立てたとしましょう。
しかし、この計画は中々ハードで成功することは難しいかもしれません。
そんな時はいったん落ち着き、計画について見直しましょう。

『少し時間がかかるけど、一月一キロぐらいのペースで体重を落とそうかな?夏までには間に合わないけど無理のないペースで取り組んだ方が最終的には痩せられそう。』と考えることが出来ます。
一番よくないのは無理なダイエットをし、途中で諦めてしまうことです。
そうなると今年どころか、結局来年の夏も痩せられません。

やる気に頼っただけの計画は、最終的には破綻します。
ぜひ『出来るだろうか?』『やれるだろうか?』と考え、目標達成に役立ててください。

記事のまとめ

①『出来る!』と考えるより『出来るだろうか?』と考えた方がパフォーマンスが上がる。

②疑問文形式のセルフトークで無理のない計画を立てられる。

-パフォーマンス, モチベーション, 心理学
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