パフォーマンス モチベーション 心理学

○○すると、自制心が無くなる!?
~科学的に自己コントロールを身に着ける方法と目標達成について解説~

こんな人にオススメ

この記事は『モチベーションを保ちたい。』『自制心を身に着けたい。』人にオススメです。

○○をすると、自制心がなくなる?

誘惑に負けない方法。

目標達成には自制心が非常に重要です。
自分をコントロールし、誘惑に負けず目標に向かう姿勢が必要不可欠なのは言うまでもありません。
記事を見ている方の中にも、今現在何かを自制し頑張っている人もいるのではないでしょうか?

しかしそんな自制心ですが、実は『我慢』をすると消耗することはご存じでしょうか?
科学的に人は我慢するだけで、自己コントロール能力が落ちてしまうのです。

自制心に関して心理学者のマーク・ムラバン氏が行ったこんな実験があります。

我慢は自制心をなくす!?

自己コントロール能力は消耗する。

実験では被験者の学生にコメディ映画を見せます。
その際グループを2つに分けました。

  • ① コメディ映画を自由に見るグループ。
  • ② コメディ映画を笑みを浮かべず声も出してはいけないグループ。

つまり、片方のグループにだけ我慢を強いました。
その後、清涼飲料水に酢を混ぜた、とても不味い飲み物を使って自制心を試すテストをしました。
この不味い飲み物を一定量飲むごとに1セントの報酬が貰えるというテストです。

この実験の結果、我慢して映画を見たグループは、そうではなかったグループより半分程度の量しか飲み物を飲めませんでした。
つまり、人間は我慢をした後だと自制心が減り、報酬の獲得の意欲がなくなってしまうのです。

ちなみにこの実験では25セントという高額のパターンでも試しました。
その結果、25セントという高い報酬では、両グループの間に飲む量の差は見られませんでした。
つまり、報酬がある程度高額なら自制心を取り戻せるが、低い報酬は自制心を発揮できないということです。

目標達成できない報酬の意識。

モチベーション維持は難しい。

先程の実験の注目すべき点は、我慢をした後高い報酬は獲得出来ても、低い報酬の作業は達成できないと言うことです。
これと同じパターンは日常生活でも見かけます。
例えば仕事では我慢が出来ても、ダイエットや勉強は我慢が出来ず自制心が発揮できない…という人は多いのではないでしょうか?

仕事は我慢の連続です。
下げたくもない頭を下げ、やりたくもないことをやらねばいけません。
しかしそれが出来るのは、給料という高い報酬を貰えるから。
報酬が一定以上なら、自己コントロールは発揮できます。

しかし、それに比べて日常生活の些細なことのコントロールは非常に難しいです。
例えば家の掃除や運動といったことが面倒で出来ないのは、やはり脳が報酬を低いと感じてしまうからです
勿論、家が綺麗になればメンタルに良い影響を与えますし運動をすれば健康的になり活力も増して、見返りが非常に大きいです。

しかし、それらの効果は給料といった目に見えるものと比べれば、実感はしにくく『価値が低い』と判断してしまうことがあります。
勉強や運動を継続できず悩む人は多いですが、それは我慢が多いストレスフルな現代社会では、そもそも環境が努力することに向いていない…という側面もあります。

目標達成のコツは、リラックスとご褒美を用意すること。

自分を甘やかすことも大事。

やはり我慢のしすぎは目標達成を遠ざけます。
最近我慢することが多いと感じている時は、何もせずリラックスする時間をつくって心を癒しましょう。
先程の実験のように、バラエティ番組を見て大笑いするのもオススメです。

笑いはメンタルに非常に良く、目標達成する力を養うのに効果的でしょう。

また先程の実験のように、高いご褒美を用意することも大切です。
例えばダイエットの場合『ダイエットを頑張ったらドカ食いをする!』等の報酬では意味がありませんが、『一か月運動したら好きな服を買う!』等の報酬は効果的と思われます。
痩せてスリムになれば服がよく似合いますし、それを目指す意味でもダイエットのモチベーションが保ちやすいと思われます。

人間は我慢したり報酬が見合ってないと、どうしても頑張れません。
脳が長期的な報酬を判断することが苦手な為、勉強や運動など将来的に役に立つとわかっていることでも、モチベーションが保つことは困難。
怠けることやダラダラしてしまうのは、人間の脳の正常な反応だとも言えます。
誘惑に負けそうになった時自分を責めずに『脳は我慢が苦手だ。』と冷静に受け止め問題に対処する姿勢も大切と言えるでしょう。

記事のまとめ

①我慢をすると自制心が消耗する。

②リラックスする時間やご褒美を用意しモチベーションを保とう。

ぜひご活用ください。

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