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他人との比較は学習の効率が悪い!?
自己成長に効果的な思考法について解説。

こんな人にオススメ

この記事は『科学的に成長したい』『効果的な思考法を知りたい』人にオススメです。

科学的に成長できる思考法。

自分の能力を伸ばす。

私たちは仕事でも趣味でも、ついつい人と比べてしまいます。
日本人の国民性として人目を気にするタイプの人は非常に多く、何をするにしても誰かと比較してしまいがちです。

『他の人はこうしているから』『他の人と比べて自分は』と考えることが癖になっている人も多いのではないでしょうか?
勿論、その思考法が悪いわけではありませんし、人との比較も大事なことでしょう。
しかしもし自分の能力を伸ばし成長したいと願うなら、注意が必要です。

何故なら人は他人との比較より、自分の成長を評価する人のほうが、能力が伸びる傾向があるからです。
人は『以前の自分』と比べた方が能力が伸び、課題に楽しんで取り組めることがわかっています。

心理学者ルース・バトラー氏が行ったこんな実験があります。

比べるのは他人ではなく過去の自分。

自分の成長を楽しむ。

実験では中学生を二つのグループに分けテストを受けてもらいます。
その際、グループ毎によって評価に仕方について言及しました。

A 他の学生と比較して評価すると伝えたグループ。
B 自身の成績の上昇などを基準に評価すると伝えたグループ。

つまり『A他人と比較するグループ』と『B過去の自分と比較するグループ』でわけました。

その結果何度もテストを繰り返すうちに、『B 自身の能力と比べる』グループのほうがテストの結果が大幅に伸びる傾向があるとわかりました。
また、Bグループのほうがテストに挑むのが楽しかったという声も多かったそうです。

つまり人との比較ではなく、自己の成長を楽しめるほうが人間の能力は伸びる傾向があるのです。

自分の成長は、必要な努力量が分かりやすい。

自己ベストを出すのに大事なもの。

人との比較で結果を出そうとするのは非常に苦しい戦いになります。
一位を取ろうとして取れなかったら敗北感を味わいますし、どの程度勉強すれば良いのかもわかりません。
しかし以前の自分との比較で勉強をするならば、比較的努力量がわかりやすいです。

例えば前回のテストで1時間勉強して、次のテストでは2時間勉強すれば、以前の自分より良くなることは容易に想像できます。
ですが、人との比較で結果を出そうとすれば必要な努力量は未知数です。
短時間で1位を取れる人もいれば、長時間勉強しても10位以内に入れない…ということもあるでしょう。
自分が必要な努力量を測るためにも、自分との比較は非常に大切だと言えます。

また仮にクラスの平均点が80点で、自分が50点しか取れなかったとします。
しかしそれが、いつも10点しか取れなかったのに頑張って50点を取れた結果だとしたら、喜びがあるはずです。
この時『周りの平均は80点!?一生懸命勉強したのに50点しか取れない自分はなんて駄目なんだ…。』と落ち込めば、次のテストで頑張る意欲は無くなってしまうでしょう。

先程の実験で、自分の成長で評価されるグループのほうが結果が良くなったのは、このような心理的な働きがあったと推測できます。

赤ちゃんは他人と自分を比べない。

吸収し成長する。

勿論、誰かとの比較で頑張ることを一概に否定することは出来ません。
人にはそれぞれタイプがありますし『あいつに負けたくない』という気持ちが原動力になることもよくあります。
それでモチベーションが保てる場合は、何も問題がないでしょう。

注意すべきなのは、人と比べることでやる気が出ないのに、人と比べてしまうことです。
誰しも一度は『あの人と比べて俺なんか…』『どうせ他の人と私は違う…』なんて考えに陥りモチベーションが無くなったことがあるでしょう。

私たちは人と比べてメリットがない時でも、自分と他人を比較してしまうのです。
どちらかというと人目を気にする国民性をもつ日本人は、その傾向が強いと言えます。

自分の人生を楽しむのに大事なのは、自分の満足感と達成感です。
ハイハイしている赤ちゃんが、初めて立ち上がれた後『他の人はもっと出来る!』なんてことはことは考えません。
周囲は赤ちゃんの成長を素直に喜び、赤ちゃんも自己の成長の為どんどん学んでいきます。

ぜひ思考法に注意し自己の成長に役立ててください。

記事のまとめ

①人より自分との比較のほうが能力が伸びる傾向がある。
②自分の成長を目標にしたほうが楽しめる傾向もある。

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