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共感能力は鍛えられる!
科学的に気が利く人になれる方法について解説 。

こんな人にオススメ

この記事は『共感能力を身に着けたい』『気が利くようになりたい』人にオススメです。

共感能力を鍛える方法。

思い遣りは習得できる。

全ての人間関係にとって、相手の立場になって考えることは大切です。
仕事だと客、上司の気持ちを汲み取り、それに合わせた行動を取るのが特に求められるでしょう。
しかしこれは簡単なようで難しく、『気が利いたことが出来なかった』ということで失敗した人は珍しくありません。

実際、気配りや気遣いが出来ずに人に怒られ『自分って気が利かないのかな?』『もしかしてデリカシーがないのかも』…なんて悩みを持ったことは一度くらいはあるのではないでしょうか?

そんな人間関係で大事な『共感能力』ですが、実は鍛える方法があります。
それは『読書』です。
読書により共感能力が鍛えられ、脳の機能に良い影響が出るという報告は様々あるのです。

アメリカ、ニュースクール大学のキッド氏とカステイノ氏によるこんな研究があります。

文学系作品は共感能力が育まれる。

意外な効果。

この実験では被験者を4つのグループ(最少69人、最多356人のグループ)にわけ、それぞれ違ったジャンルの本を読む、又は読まないなどの行動をしてもらいます。
本の種類は、以下の通りです。

①大衆小説
②純文学作品
③ノンフィクション
④何も読まない

その後、様々な尺度の心理的テストを行い、被験者の共感能力を評価しました。
結果、②『純文学作品』を読んだグループは、共感能力が最も高まることがわかったのです。

つまり、文学系作品を読むと、相手の気持ちや立場を共感したり理解する能力が育まれるのです。
文学系の作品は人間の心の複雑さを描写しているため、それが相手の立場に立って考える共感能力に影響が出たと推測できます。

この研究では純文学系作品が特に効果があると報告されていますが、他の研究ではフィクション自体の読書量が多い人は人脈が広くメンタルが安定しているという報告もあります。
その為、純文学系作品だけに限らず、フィクション作品を読む行為自体にメリットがあると言えますね。

読書で脳の機能が大幅に向上!

脳が活性化する。

本好きは自分の世界に閉じこもりがちという風潮もあり、対人関係が苦手という考え方があります。
しかし読む本の内容によっては人に優しくなれる能力が鍛えられ、人間関係で役立ちます。

また米カーネギーメロン大学の研究によると、6か月間100時間の読書を行った子供は脳内回路が活性化され、脳の白質と呼ばれる機能が大幅に向上していることが確認されています。
この研究では読書は発達障害の子供にも効果があると報告されており、コミュニケーション能力の向上も確認出来ています。

これらの研究結果を見ると、読書が人間の脳にやはり何らかの良い影響を与えると考えてよさそうです。
知識が学べる、面白いものと出会えるというだけでなく、身体の機能自体にも影響が出るならば、読書のメリットは非常に多いと考えることが出来ます。

読書には失敗がない。

どう読んでも自由。

コミュニケーション能力で悩んだ時『人と積極的に会った方が良い』『経験値を積んで鍛えるべき』と言われることがあります。
確かにそれは間違いではないですし、経験によって人間関係のスキルは鍛えれるでしょう。
しかしそれで失敗し、対人関係で更に苦手意識を持っては元も子もありません。

その点、読書には失敗がないというメリットがあります。
本の内容をどう解釈しても自由ですし、面白くないと思ったら読まなければいいだけ。

『失敗がなく自由に出来る』という行為は、何かの能力を育むとき非常に強い武器になります。
人間関係で悩んだ時はぜひ読書をしてみて、今回の知識をご活用ください。

記事のまとめ

①読書をすることで共感能力は高められる。
②読書の習慣がある人はコミュニケーションの向上したり人脈が広がっているなどの特徴あり。

-コミュニケーション, 人間関係, 心理学, 脳科学

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