コミュニケーション 人間関係 心理学

嫌われている相手にも効果あり!
人間関係が円滑になる科学的な方法について解説。

こんな人にオススメ

この記事は『人間関係を円満にしたい』『人と仲良くなれるテクニックを知りたい』人にオススメです。

人間関係が円満になる方法とは?

ちょっとしたコツ。

『相手と親密になりたい』『人から好かれたい』という悩みを持っていないですか?

心理学はそのような悩みを解決するのに最適で、科学的な裏付けがある学問です。
相手から好感を持たれたり、コミュニケーションで使えるテクニックは心理学の得意分野と言えるでしょう。

その中でも効果的で、人間関係で得をする方法をご紹介します。
それは『好意を先に示す』ことです。
先に好意を示すだけで、相手から好意の行動に2倍近い差が出たという報告もあるくらいです。

心理学者のデニス・リーガン氏が行ったこんな実験があります。

好感度が低くても、購入枚数に2倍近い差が出る。

お返しをしたくなる心理。

この実験では『美術鑑賞』というウソの名目で、実験に参加してもらいます。
実験は二人一組で行うのですが、一人は本当の被験者で、もう一人は仕掛け人です。
そして実験の休憩中、仕掛け人には次のような2通りの行動を取ってもらいます。

①休憩中、仕掛け人が自分の分だけのコーラを買うパターン。
②休憩中、仕掛け人が2本のコーラを買ってきて、一本を被験者に渡すパターン。

そして実験終了後、仕掛け人が被験者に『福引券を買ってくれないか?』とお願いをしました。

その結果①『コーラを貰わなかった被験者』は平均1.0枚買ってくれたのに対し、②『コーラを貰った被験者』は平均1.9枚買ったという結果が出ました。
つまり、約2倍近くも差が出たのです。

なお、この実験では事前に『相手に対する好感度』も調査しています。
そして相手に対する好感度が予め低い場合でも、やはり②のパターンの被験者は2倍近く購入してくれるという結果がでました。

つまり好感度に関わらず事前に好意を示せば、相手は好意を返してくれるということなのです。

相手に先に得してもらう。

積極的に気持ちを表す。

誰しも人から何かしてもらったら、そのお返しをしたくなります。
プレゼントを貰ったら相手にも贈り物をしたくなりますし、ご飯を奢ってもらったら感謝の言葉を言いたくなります。
一般的に貰いっぱなしは何となく気まずく、貰った分だけ返したくなる心理的な働きを『返報性の法則』と呼びます。

先程の実験でコーラを貰った被験者ほど福引券を買ったのは、返報性の法則が働いたと推測できます。
『コーラをくれた』という好意に対し、何らかのお返しをしたくなるのは極々自然な心理だと言えるでしょうね。

これを利用し、相手には先に得をしてもらうことを意識することが大切です。
自分から好意を表せば、相手もその分何かしてくれやすくなるからです。

見返りを求めないことも大事。

恩着せがましいのはNG.

普通は自分から挨拶をすれば相手も返してくれますし、相手を褒めれば相手も何かしらの好意で返してくれやすくなります。
このようなやり取りはお互いが親密になり、人間関係が円満になりやすいと言えます。

しかし、返報性の法則には、注意が必要なことが一点だけあります。
それは『相手が好意を返してくれなくても気にしない』ということです。

『恩は絶対に返さないといけない!』と考えると自分も相手も息苦しいですし、それだと何かしてもらうことが負担になってしまいます。

見返りを求めすぎる人はやはり嫌われ、人間関係を破綻させかねません。
好意を返されないこともあるでしょうが、それでも気にしない寛容さも時には大事。
恩着せがましい人とそうではない人では、やはり後者の方が人から好かれるからです。

その上で『返報性の法則』を利用すれば、人からグッと好かれやすくなります。
実に効果的なテクニックなので、ぜひお試しください。

記事のまとめ

①先に好意を示すと、福引券の購入枚数に2倍近い差が出る。
②相手から好感度が低くても、好意は返されやすいという結果に。

-コミュニケーション, 人間関係, 心理学
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